年末からエコキュートのトラブルに関するお問い合わせが多くなりました。
気温が下がると、お湯の使用量が増えてエコキュートの負担が増えます。
例① 「蛇口のお湯の勢いが弱くなったんだけど、どうなってるの?」
寒くなるとお湯を使いたくなります。キッチン、洗面、浴室で同時に
給湯していませんか?同時に使えば水圧が下がります。
エコキュートを疑う前に確認してみてください。
例② 「おじいちゃんがお風呂に入ってたら、急にお湯の目盛がなくなった。
沸き増しをしてもお湯が貯まらない、風邪をひいちゃう、
お風呂に入れない、どうしたらいいの?」
おじいちゃんは、浴室が寒いので浴槽の追い焚きをしながら
シャワー全開で浴室を暖めていました。
これではあっという間に目盛が下がってしまいます。
【おまかせモード】でも使用量に沸き上げが追いつきません。
冬季は、【多めモード】に切り替える、早めに【満タンボタン】
を操作する等試してみてください。
使い方が悪いなんてユーザーのせいにして、不便だなと思う方もいらっしゃるかも
しれませんが、年間を通して考えれば十分燃料費の節約になっているはずです。
ご家庭のお湯の使用状況を確認して、取扱説明書を今一度見直して
不便のない使い方を見つけてみてください。
但し、冬季にお湯の使用量が増えると言う事はエコキュートの負担が増えている
ということです。
特に使用開始から10年近く経過すると、経年劣化で故障の確率が高くなります。
エコキュートは一般的な家電製品とちがって、
「店頭に並んでいるものを持ち帰って交換する」と言うわけにはいきません。
特にトラブルが起きやすい時期は納品に2週間もかかることもざらです。
冬場に、お湯のない生活なんて考えられませんよね。
壊れてしまう前に買替を検討してみませんか。
10年前の機種と比べてずいぶん快適・省エネになっていますよ。